「山形県探究型学習課題研究発表会」で賞をいただきました。

昨年12月14日(土)、山形ビッグウィングにて開催された「山形県探究型学習課題研究発表会」において、本校から出場した2グループが見事表彰され、それぞれ立派な盾と賞状をいただきました。生徒たちが日々の探究学習に真摯に取り組み、自ら課題を見つけ、主体的に研究・発表を行ってきた成果が高く評価されたものであり、非常に誇らしい結果となりました。

この発表会は、山形県内の高等学校などで行われている探究学習の成果を広く発表・共有し、生徒同士の学び合いや新たな気づきの場として毎年開催されています。今年も県内各地から多くの学校が参加し、さまざまなテーマについての発表が行われました。

本校から出場した2グループの受賞テーマは以下の通りです。

● 優秀賞

「学校の水をもっと美味しく飲むためには」

このグループは、日常的に使用している学校の水道水に着目し、その味や飲みやすさに関する課題を探究しました。実際に水質分析を行い、味の感じ方に影響を与える要因を科学的に検証するなど、実生活に根ざしたテーマと高い実行力が評価されました。

● 山形大学小白川キャンパス長賞(文系部門)

「多文化共生の鍵となるのは『やさしい日本語』なのではないか」

グローバル化が進む中で、多文化共生の実現がますます重要になっています。このグループは、山形県に暮らす外国人との円滑なコミュニケーションのあり方に注目し、「やさしい日本語」の役割とその有効性について調査・考察を重ね、社会的な意義の大きさが高く評価されました。

今回の受賞は、生徒たちがチームで協力しながら、自らの興味関心を深め、社会とつながる課題に真剣に向き合った結果です。今後もこうした探究活動を通して、生徒一人ひとりが主体的に学び、自らの思考を深めていくことを期待しています。